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LIFE | yuki ota

時間の使い方を見直してみる、iPhoneを使ったタスク管理

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働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)


こないだ読んだ本で、これはすぐに使えて実践できそうだ、という業務のスリム化・スマート化のやり方があったので、
まずは個人レベルでやってみようと思い、iPhoneを使って自分のタスク管理を行うことにしました。

・リマインダでやるべき時間を毎日確保

・タスク計測でかかった時間を計測

病児保育サービス事業を行うNPO法人フローレンスを経営されている駒崎弘樹さんの「働き方革命」

女性の働き方も大きく変化し、また多様化する中で共働きの世代が増え、公私の時間をどのように使い、充実した生活を送るか、といったことが男女ともに改めて問われています。

本書では、定時に帰って自分の可処分時間を増やすことを可能にするために、法人内のそして駒崎さん自身の働き方の変え方が書かれています。

 

フローレンスさんは、NPO法人や社会的企業のなかでも草分け的な存在で有名ですが、その取り組み自体もすごく面白いのだと読んでいて思いました。

その社内の変革の取り組みの部分も面白いのですが、初めに駒崎さん自身が行った革命のほうが特に面白く共感できる部分が多くありました。

 

とても共感できて、また実践してみたい。

そして実践できるツールが個人レベルでも使えるくらい今は発達している、ということに気付いたのが、以下の二つのことでした。

 

「なりたい自分のビジョンを掲げ、それを毎日繰り返し確認する」

「仕事の時間を計測し、何に時間を取られているかを見えるようにする」

 

一つ目のビジョンについて。

ビジョンなんていかにも自己啓発な感じで小っ恥ずかしいけれど、「それでもやるんだ!」くらいな気持ちが必要なんだと思います。

自分の理想を何度も確認する、ゴールを確認することで実践を継続することができ、いつかそのゴールにたどり着く。

ビジョンや目標・初心といった忘れがちになるものを、機械的にでも繰り返し確認することで、目標達成に非常に効果的だということです。

 

この確認は駒崎さんはメールを自分宛てに転送という形で実践していましたが、iPhoneがあれば、リマインダが充分に機能します。

リマインダに決まった時間に繰り返し「自分の目標(ビジョン)」が表示されるように設定する。

ビジョンなんて恥ずかしい、とかであれば、格言・箴言、自分を奮い立たせる言葉なら何でもいいと思います。

どうせiPhoneなんだから他の誰も見ないんだし、口調を女の子のセリフぽくしてもいいと思います。

「やるって決めたんでしょ?もう諦めるの?」とか。

 

設定する時間は、朝起きる時間でも、夜寝る前でもいいと思います。

私は、勉強時間とやる気の確保のために、夜10時にリマインダを設定し、「~のための勉強やるぞ!」などと設定し、繰り返し実践しています。

 

二つ目、時間管理について。

こちらはスリムタイマーというツールが本書では紹介されていますが、iPhoneアプリで「タスク計測」というアプリがあります。

日本語だし、レポートがすぐにグラフ化されて分かりやすいので、こちらを使用することにしました。

togglというiphoneとPCで同期可能な無料ツールもあります。こちらも便利かもしれません。←iphoneだと使いづらいという話も・・・)

 

このアプリで事前にタスクを幾つか設定しておきます。

勉強・読書・書き物・ネット・・・等。内容はもっと細かくてもいいと思います。

あとは起動してボタンを押せば、それぞれのタスクの時間の計測を開始されます。

作業が終わったら、タイマーを止める。

はじめはタイマーを忘れることもありますが、どの時間にどれくらい費やしているか、自分の行動を実際に客観的に計って1週間レポートを取ってみると、

実に無駄なネットの時間が多かったり、集中しているようで全然できていない勉強の時間や仕事の時間が見えてきて非常に面白いです。

 

また、時間を意識しているせいか、いつも以上に集中できる感覚があります。

ある勉強時間なら30分と決めて、その30分でどれだけ進められるかという使い方をしてもいいと思います。

仕事もそうですが、だらだらと長時間するよりも、集中して短時間やった時のほうがはるかに成果が上がります。

こうした作業時間・やる気の「見える化」、は改めて重要なんだと感じました。

そしてそれが全部できるiphoneってやっぱりすごいなー、と。

 

本書を読んでいると働き方、というか生き方みたいなところで、私生活の部分においても時間の使い方がすごく問われている気がします。

自分で部署のいろんなところを変えることができるようになってからは、かなり意識的に取り組んでいることではあるけれど、個人の時間も大切にしながら働ける環境があることが、結果として仕事自体の生産性も高め、社員にずっと働いてもらえることに繋がるのだと思います。

個人の視点で見ても、時間の使い方を見直すことで、できることが格段に増え、ひとつひとつの時間の中で行っていることを大切にし「丁寧に生きる」ことができるのかな、と思います。

 

と思うと、最近少し怠け過ぎていたんだな、と気付いて、自戒のエントリとします。

 


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