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LIFE | yuki ota

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週に一度、病院に行く。

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週に一度、心療内科でのカウンセリングを受けている。

うつ病の治療の場合でも、風邪でも同じかもしれないが、同じ症状でもそれに対する療法は医師によってかなり異なる。

同じ風邪の症状でも、とりあえず薬を多く出しておく医師もいれば、点滴で栄養補給をさせてさっさと回復させる医師もいれば、ほとんど何もしない医師もいる。

 

個人的にはどれがいいかということもなく、好みの問題だと思うので、合う合わない、という問題は内科においてもあると思う。

 

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こうした前置きが必要なのは、よく、うつ病で、合う先生が見つかるまで何軒も心療内科を転々とする、みたいなことが起きるからだ。

「うつ病」は、その個人によって本当にさまざまなとらえ方があり、個人の考え方や人生観、あるいは「うつ」に対する偏見などから、自分の訴える症状に対して本当に適切な対処をされているのかどうか、まったく分からない、ということがある。

そのため、薬をすぐに出してくれる先生、すぐに休みなさいという先生、薬は使わずに認知療法だけで対処する先生、様々な先生がやはりいて、そうした治療法での「合う、合わない問題」以上に、そのほかの病気に比べ、「この医師は信頼できる」とか「自分のことを分かってくれる」という患者と治療者のコミュニケーションにおける信頼関係が本当に重要になる。

少なくとも、信頼できる医師でなければ、自分が「うつ病」の症状が出た経緯を話すこともできないし、経過も適切に伝えることができない。

 

ただ、どの心療内科の医師も、適切な知識とカウンリング技術は正しく持っていると思うので、あとはやっぱり好みの問題なのかもしれない、と思う。

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本当に体も心も辛いときは、週に一度の通院が本当に酷な作業だった。医師に話すことも、また仕事で失敗してしまった、副作用で眠い、なのに薬が少ないせいか眠れない、うまく訴えることもできないし、薬の服薬ですら、よく間違えてしまうことも多く、こんなこともできないのか、という落ちた気持ちで誰かと話をしなければならない、そんな辛さがあった。

 

会社の産業医とは別に個人で通院していたので、産業医との見解の違いもあった。通院先の医師は、特に休め、ということも継続して働き続けろ、ということも言わなかった。

最終的に、産業医が判断し上司に掛け合ってくれて、そのまま休職することがきまったが、それについても通院先の医師からは特段の指示はなく、診断書はこちらから頼めばすぐに書いてくれた。

 

カウンセリングでは、主に何をして過ごしていたか、気分はどうか、体の症状はどうか、といったことの話から始まり、家族のこと、仕事のこと、これからどうするか、などといったことも含め、そのときどきの調子によって、薬の分量を変えたり、薬自体を変えたりをして、治療が続いた。

 

ちなみに薬の分量は、現在ジェイゾロフト100mg、レメロン(リフレックス)15gを一日1回、セニラン(レキソタン)を一日2回、という組み合わせでしばらく安定している。

以前はこれに加え、睡眠導入剤も飲んでいたけれど、最近はそれ無しでも眠れるようになった(レメロンの導入効果が強いのもある)。

 

気分的にはとても安定しているけれど、たぶん相当量の薬を服薬しているほうだと思う。毎日、大量の薬を飲むたびに、自分はまだまだ病気なんだ、と感じる。

 

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薬の量や種類の増減はほとんどないので、いまはカウンセリングの治療がメインになりつつある。ほとんど人生相談みたいになってきている。

転職先はこんなとこです、やっぱり主夫になります、いまやりたいこと探ししてます、とりあえずゆっくりしています、どうしましょうか??等々。

 

いまは、ほとんど不安に駆られることも少なくなってきた。でも少ないだけで、やっぱり何か失敗すると極端な思考になりやすいし、基本的には自己否定から全てが始まる。そもそも、相当量の薬を飲んでるし。

 

正直、今後どう病状が改善するのか、薬量は減っていくのか、などよく分からなくて不安なこともある。

でも、「うつ病」は僕にとっては、短期的に治るものではなく、長期的に付き合っていかなければならない慢性的な病気なようで、病気と付き合うととともに、まだしばらく医師との付き合いも続けないといけないみたいだ。

 

週に一度、病院に行く。

今のところ、僕の生活のなかで絶対的に課せられている義務はこれだけで、病人としての僕はこれに従っている。

それは決してそんなに悪いことじゃない、って気がしている。

 


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